ネイルのブームはとても長く、今では小学生くらいから、お年寄りまでいろんな人が
爪先のおしゃれを楽しんでいます。
特にジェルネイルなどは長持ちしやすく、近年ではサロンに行かなくても自宅で簡単にジェルネイルができる時代になってきました。
夏場はサンダルを履く機会も多いですし、それにともない足にもネイルをしている日が増えます。
そこでふと疑問に思うことが、以下のようなことです。
温泉ってネイルをしたまま入ってもいいの?
いざ質問されるとそういえばどうなんだろうと困ってしまいませんでしたか?
今回はその悩みを解決していきましょう。
温泉にネイルをしたまま入るのはマナー違反?
厳密に言うと、ネイルをしていること自体はマナー違反にはなりません。
ただ、ネイルが欠けたり浮いてたりして、欠片や装飾が温泉の床や湯船に落ちてしまったりすると誰かがそれを踏んでしまったり、湯船に浮いているのを見たら不快に思いますよね。
つけ爪なんて取れやすいものはもってのほかです。
そのようなことが起こりそうなときは事前にリペア(修復)をしたり、ケアをしたりと日頃から自分の爪をよく観察しておきましょう。
ただし、装飾が多すぎる、あまりにも派手な色、というのは事情を知らない人が見たら取れるんじゃないだろうか、害があるのではないだろうか、と不快に思うことがあるかもしれません。
問題がないことをいちいち説明をすることはできませんし、事前に温泉に行くことが分かっていればあまりにも派手すぎる色や装飾は避けておく方が無難だといえるでしょう。
温泉の成分ってネイルには大丈夫?対処法は?
人の肌は弱酸性でできています。
これは某有名なCMでも流れていましたし、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
しかし、温泉の成分はなんと反対のアルカリ性でできています。
皮膚がアルカリ性に触れるとやけどのような炎症を引き起こしてしまうのです。
けれどみなさま、温泉に入ってもそんな症状はでたことはないですよね。
あれって実は温泉のアルカリ性が皮ふの上にある角質を柔らかくし、溶かしてしまう効果があるんです。
温泉は美肌にいいと言われたり、温泉に入ったあとって肌がつるつるになりますよね。
それってこのような作用があるからなんですよ。
しかしここで重要なのが、ジェルネイルをしている方にとっても長湯はよくないことが多いです。
水仕事をしすぎたり、長いあいだ水に触れているといつのまにかジェルネイルが取れていた経験はないですか?
あれは実は水に長時間触れることにより、爪が柔らかくなりその上で硬化されているジェルネイルと爪の間に隙間がうまれます。
その瞬間がジェルネイルが剥がれやすい原因になるのです。
また先ほどもお伝えしたとおり、温泉の成分であるアルカリ性は皮膚を溶かします。
人の爪や髪も皮ふと同じ成分でできており、長時間温泉につけていると爪も溶けて柔らかくなってしまいます。
爪が柔らかくなる必然的にジェルネイルも取れてしまいますよね。
このことから長時間ネイルをしている爪を湯船につけるのはよくないことだというのが分かるでしょう。
ちなみに髪を湯船につけるのはマナー違反なので、髪質のトラブル以前に湯船につける行為はやめましょう!
また、足にネイルをしている方は長時間湯船に爪を浸けることになってしまいますので、より注意していてくださいね。
温泉にネイルをつけたままで入るのはマナー違反?対処法は?のまとめ
いかがでしたか?
実はネイルや爪を温泉の関係性を知らない方は意外にも多かったのではないでしょうか?
ネイルをつけたまま温泉に入るのはマナー違反ではありませんが、TPOをしっかり見極め、周りにも気を遣いながら気持ちよくおしゃれを楽しみましょうね。
家で足湯をする場合は、ネイルがはがれることを気にせず長時間温泉気分を味わえます。
なかなか旅行に行けない方は、おうちでリラックスできるアイテムがおすすめですよ。
ちなみに、ピアスはOKなの?と思った方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
温泉にピアスをつけたまま入っても大丈夫?これってマナー違反?
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