おしゃれでカッコいいと注目されているバイオエタノール暖炉。
本格的なものは、ぽかぽかと暖かいし、リビングで赤々と燃える暖炉はやはり憧れの存在です。
また、部屋のインテリアとして使いたいという場合にもバイオエタノール暖炉はもってこいの暖房です。
バイオエタノール暖炉には小さなものもあり、ちょっと暖炉の気分を味わってみたいという時にも素敵な商品が揃っています。
テーブルの上で卓上型のエタノール暖炉を置いて、ゆらめく炎をひとり静かに見つめる時間を過ごすのも洒落た時間の使い方です。
しかし、炎を使うとなると心配なのが火事ですね。
バイオエタノール暖炉には火事の危険性はないのでしょうか？
バイオエタノール暖炉は安全なの？
バイオエタノール暖炉はエアコンと違って本物の火を使うということになります。
いわば部屋の中で焚き火をしているのと同じです。
もちろん焚き火のように煙は出ませんが、火の始末をきちんとしなければ火事の危険があります。
しかし、ほとんどのバイオエタノール暖炉は裸火でも安全に使用できるように設計されています。
マニュアル通りに使用すれば火事の心配はいらないでしょう。
ですが、間違った使い方をしたり注意を怠れば火事のもとになってしまいます。
以下にバイオエタノール暖炉の注意点を列記しておきます。
バイオエタノール暖炉使用上の注意点その① 近くに燃えやすいものを置かない
インテリアとして使う小さなものでも、バイオエタノール暖炉は本物の火が燃えている状態です。
近くに燃えやすいものがあれば燃え移ってしまう危険性があります。
気をつけるものとして真っ先に考えられるのは部屋のカーテンです。
カーテンがバイオエタノール暖炉にかかってしまうと燃え移ることがあり、危険です。
また、書類や手紙などの紙類も燃えやすいのでバイオエタノール暖炉のそばに置かないようにしましょう。
写真など部屋に散らかった状態でバイオエタノール暖炉に火をつけるのも危険ですね。
バイオエタノール暖炉に点火する前に部屋を片づけることを忘れないようにしてください。
部屋干しの洗濯物も暖炉にかかると火事の危険性が増してしまいます。
洗濯物を部屋干しする時はバイオエタノール暖炉から離して干すようにします。
ストーブを使う時と同じ注意が必要になります。
バイオエタノール暖炉使用上の注意点その② 子供やペットに注意する
バイオエタノール暖炉は赤々と燃える炎が魅力なのですが、小さな子供がそばに来て触らないように気をつけなければいけません。
また、室内で飼っている犬や猫などのペットにも気をつけましょう。
子供やペットなどが興味本位でエタノール暖炉を触ると火傷をするばかりか、火事になる危険性も出てきます。
大きな暖炉の場合は、そばへ行かないようにする工夫が必要です。
インテリアとして飾っているバイオエタノール暖炉は、子供やペットが手を出せないように上のほうに置いておくといった配慮も必要ですね。
床に置いて触ったり蹴飛ばして火事になったら大変です。
いたずら盛りの子供やペットがいるお宅では特に気をつけたいことですね。
バイオエタノール暖炉使用上の注意点その③ 火をつけっぱなしで出かけない
ストーブにも言えることですが、火をつけっぱなしで出かけるのは大変危険な行為です。
出かける時や就寝の時には火を消したのか、きちんと確認しましょう。
エアコンのように、タイマーで消える機能はありません。
アルコールランプのように燃料がなくなるまで燃え続けるだけですので、誰もいない部屋で燃えていると大変危険な状態になります。
外出の際や暖炉を使い終わった後にはちゃんと火を消したかどうか今一度確認しましょう。
火事はあなたの不注意から発生します。
バイオエタノール暖炉使用上の注意点その④ガソリンや灯油は使わない
バイオエタノール暖炉の燃料はバイオエタノールです。
バイオエタノール暖炉を購入したお店やネットの専用サイトで購入することができます。
また、Amazonや楽天などの通販でも手に入ります。
ですが、バイオエタノールは灯油のように近所のスタンドで買うというわけにはいきません。
そこでつい灯油を燃料に使いたくなるかもしれませんが、灯油やガソリンを使うことは大変危険です。
推奨のバイオエタノールを使わない場合は保障の対象外にもなります。
きちんと決められたバイオエタノールを使いましょう。
バイオエタノール暖炉はコストがかかる？
最後にバイオエタノール暖炉のコストですが、1時間あたりの燃費は最大にして264円はかかります。
エアコンの1時間あたりの電気代が約30円前後と言われているので、比べるとだいぶ割高になります。
まだまだバイオエタノールが一般化されていないためですが、バイオエタノール暖炉のデメリットといえるでしょう。
安価なバイオエタノール燃料もありますが、メーカー推奨のもの以外を使用した場合は補償の対象外となってしまいます。
バイオエタノール暖炉は火事の危険性ある？本当に安全？注意点は？のまとめ
人気のバイオエタノール暖炉ですが、使い方を間違えると大変なことになるということがわかりましたね。
基本的には、石油ストーブと同じような扱いと考えておくと良いでしょう。
コスト面を考えると、主暖房として使うよりもエアコンと併用して使うほうが良いかもしれません。
ですが、使い方に気をつければバイオエタノール暖炉は火事の心配もなく、安全な暖房といえます。
正しく使用してバイオエタノール暖炉ライフを楽しみましょう！
バイオエタノール暖炉をキャンプで使うことに興味がある方は、バイオエタノールストーブをキャンプに！？メリットデメリットとおすすめ 記事を参考にしてみてくださいね。
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