最近は窓に雨戸がない家が多いようですね。
それでも普段は何も感じることもなく過ごしていますが、いざ台風がやってくるとそれが不安材料になります。
台風への備えとして急いで窓ガラスにガムテープを貼った人も多かったのではないでしょうか。
しかし、台風一過の後に困るのが窓ガラスにべったりと貼ったガムテープの処理です。
そこで、ガムテープをガラスから剥がす時の落とし方をご紹介したいと思います。
中性洗剤でガムテープを剥がして落とす
台風対策で窓にべったりとバツに貼ってしまったガムテープ。
貼ったばかりの時はまだガムテープも粘着剤が柔らかくて剥がしやすいのですが、時の経過とともに乾いて剥がしにくくなってしまいますね。
そんな粘弾性のなくなったガムテープをきれいに剥がすには台所の中性洗剤が役に立ちます。
貼ったばかりのガムテープはすぐに粘着剤が柔らかくなって簡単に剥がせますが、貼ってから時間が経ったガムテープは長めに時間をおいてください。
十分に洗剤が染み込んだら雑巾で拭き取ります。
残ったベタベタ汚れは期限切れのキャッシュカードなど要らないカードで削り取ります。
これを何度か繰り返していくときれいに落とすことができます。
サラダ油でガムテープを落とす
キッチンで普段使っているサラダ油でもガムテープを落とすことができます。
剥がしたいガムテープにサラダ油を塗り込んで十分に浸透させるとガムテープの粘着力が弱くなってきます。
そこでガムテープを剥がすときれいに落とすことができます。
あとは中性洗剤とスポンジで油汚れを取り除き、水拭きすればすっきりとした窓ガラスになります。
お酢でガムテープを落とす
酸には粘着剤を溶かす性質があります。
その性質を利用して、ガムテープ跡のベタベタを落とします。
キッチンペーパーにお酢をたっぷり含ませてテープ跡に貼り付けます。
10分ほど放置したあとテープ跡をこすって落とします。
窓ガラスにお酢が残ったら雑巾で綺麗に拭き取りましょう。
除光液を使ってガムテープを落とす
マニキュアを落とす時に使う除光液もテープの粘着力を弱める効果があります。
除光液を窓ガラスのテープ跡に染み込ませてしばらく放置します。
その後にガムテープを剥がしていきます。
テープ跡のベタベタした粘着剤もきれいに落とすことができます。
ただ、除光液は匂いがきついので、十分に換気に気をつけて行ってください。
メラミンスポンジを使ってガムテープを落とす
窓ガラスにこびりついてしまったテープ跡を落とすのにメラミンスポンジが役に立ちます。
使い方はメラミンスポンジを水に湿らせて、落としたいテープ跡をこするだけです。
テープ跡が落とせたら後は雑巾で拭けば完了です。
嫌な薬品を使うこともなく、水だけで落とすことができるので手荒れの心配もありません。
メラミンスポンジはメラミン樹脂を細かい網目状にして作られており、この細かい網目が汚れを削り取ってくれるのです。
ガラスを傷つけることもないので窓ガラスのガムテープ跡の掃除に適しています。
ドライヤーで温めてガムテープを落とす
ガムテープを剥がすのにドライヤーの温風で温めて落とすという方法もあります。
テープ跡を温めると、固まってしまった粘着剤が柔らかくなり、ガムテープが剥がしやすくなるのです。
使い方はドライヤーで剥がしたいガムテープを20秒ほど温めてからこすって剥がすだけ。
ただし、このやり方はあまり温風を当てすぎると窓ガラスが割れる心配があります。
特に冬場は温度差でガラスが割れやすいので、気をつけて行ってください。
シール剥がし剤でガムテープを落とす
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窓ガラスのガムテープを剥がし落とすにはシール剥がし剤もおすすめです。
いろいろな種類がありますが、スプレー式なら窓ガラスなどの広範囲な場所にも使えて便利です。
ホームセンターやネットでも購入できますので、ひとつ常備しておくのも良いでしょう。
シール剥がし専門ですので、何よりも簡単にきれいにガムテープを剥がしとります。
ただ臭いが強いので、窓を開けて部屋の換気に気をつけながら行う必要があります。
ガラス以外のものに貼ったガムテープをはがす方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ガムテープをきれいにはがす方法5つ!状態や素材によって剥がし方は違う!
ガムテープは最も身近な接着ツールとしてどこの家にも何個かは常備しているのではないでしょうか。 主に梱包する時に使われますが、身近にあるためちょっと何かを接着したい時に便利に使うことがあります。 しかし、一度接着したガムテープを剥がそうとすると、粘着性が高いためにうまく剥がれません。 ガムテープの一部が残ったり、貼った後がベタベタして黒く汚くなってしまうことがよくあります。
ガムテープをガラスからはがすときの落とし方7つ!これを試してみて!のまとめ
台風対策で窓に貼ってしまったガムテープを剥がし落とす方法は、この他にもいろいろあります。
ガムテープの粘着力を弱めるには油分が必要ですので、サラダ油の代わりにライターオイルや灯油でもガムテープを剥がし落とすことができます。
また、ガムテープの表面部分をカッターで削り取って、残った粘着剤は消しゴムでこすり取ればきれいに剥がすことができます。
粘着部分を削り取る道具としては、使用済みのクレジットカードや定規、スクレーパーなどがあります。
ただし、スクレーパーやカッターはガラスを傷つける恐れがありますので、注意する必要があります。
ガムテープ剥がしに有効な、ドライヤーで温めるという方法も、冬場は冷えたガラス面に急に熱を加えることになってガラスにヒビが入る危険性があります。
サラダ油や除光液、メラミンスポンジでガムテープを剥がし落とす方法が安全かもしれませんね。
台風対策の窓ガラスの補強には、ガムテープではなく、養生テープにすると剥がしやすくなります。
台風シーズンにはどこのホームセンターでも売り切れ状態になるので、養生テープは早めに用意しておきましょう。
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