「学問の神様」として有名な湯島天神ですが、ご利益は学業成就・合格祈願だけではありません。
商売繁盛、家内安全、交通安全などにもご利益がありますが、意外と知られていないのがスポーツ運、くじ運にもご利益があることです。
さらに2月から3月にかけて境内では300本の梅が咲き誇る梅の名所としても知られています。
そのため湯島天神は受験生だけではなく、観光客も多く訪れます。
東京の観光名所としても名高い湯島天神ですが、いつでもお参りできるのでしょうか?
お出かけスポットとして気になるのは営業時間や休日ですね。
そこで、ここでは湯島天神の営業時間と休日をご紹介します。
湯島天神の営業時間は?
神様ですから営業時間という言葉が当てはまるのかどうかは疑問ですが、開門時間があります。
通常は6時〜20時までとなっています。
この時間が過ぎますと、各入口が閉められてしまいますので参拝はできなくなります。
また、定休日はありません。
初詣の参拝時間は通常とは異なります。
12月31日 6時から24時(閉門せず)
1月1日 0時〜21時
1月2日 ・3日 6時〜21時
お守りの授与時間や御朱印の受付時間などはこれとは異なりますので注意が必要です。
お守りの授与時間
8時30分〜19:30分
御朱印の授与時間
8時30分〜17時30分
ご祈祷の受付時間
9時15分〜16時30分
湯島天神の宝物殿の拝観時間と休館日
湯島天満宮の宝物殿で開催中の天神様展へ。湯島天神が所蔵する菅原道真の生涯を表す作品を鑑賞することができます。展示作品数は28点と少なめですが、安田靫彦、谷文晁、河鍋暁斎など内容はかなり濃いめとなっております。歴史画の名手・安田靫彦の道真公は一見の価値あり!#Bura_Bi_Now pic.twitter.com/3Gq8Lgj5Ww
— 平日美術館 (@heijitsubijutsu) December 15, 2019
湯島天神の参拝は年中無休で無料ですが、宝物殿は休館日があり、有料となります。
時間も違いますので、ご注意ください。
拝観時間 : 9時〜17時(入館は4時半まで)
拝観料 : 一般500円(300円)、高校生・大学生300円(200円)、小・中学生200円(100円)、シルバー(65歳以上)300円(200円) ※かっこ内は団体(20名以上)料金
休館日 : 1月1日〜5日
詳しくは、湯島天神のホームページでお確かめください。
このように目的によって時間が変わりますが、早朝や遅い時間を避ければどれも大丈夫そうですね。
湯島天神梅まつり
梅の名所としても江戸時代から親しまれてきた湯島天神は、毎年2月から3月にかけて境内の梅園に白梅の白加賀を中心に約20品種300本の梅が咲き誇ります。
観光名所としてはぜひ押さえておきたいものですね。
期間中は野点、神輿渡御などの催し物が行われ、日本各地の物産展も同時に開かれるなど賑やかさもひとしおです。
湯島天神の梅まつりは昭和33年に始まり、今年で66回を迎えます。
回を重ねるごとに盛大さを増し、延べ40万人の人出を誇ります。
参考:2023年の梅まつりの開催期間
2023年2月8日〜3月8日
入園時間 8時〜19時30分
入園無料
主な催物(予定)
・神輿の渡御2月26日(日)13時出発15時30分宮入
・奉納園芸(土日祝)
江戸里神楽、日本舞踊、講談、歌謡、ダンス、三味線、白梅太鼓など
・野点 期間中各日曜 4回
・カラオケコンクール 決勝3月5日
・チャリティー販売(湯島の老舗、その他)(土日祝)
・物産展
石川県能登町、青森県平川市他
湯島天神のその他の年中行事
\今週末行きたい例大祭/
◆湯島天満宮例大祭(天神まつり)
一年に一度のお祭り!約60店の屋台が並びます。
◆花園神社例大祭
日曜日には二基の宮神輿による神幸祭が!境内には約100店の露店が出店!https://t.co/bdi34Rxyj6 pic.twitter.com/XjONz0SQ0o— レッツエンジョイ東京 (@enjoy_tokyo) May 24, 2018
湯島天神の行事は春の梅まつりばかりではなく、秋の菊まつりなど1年間に行われる行事がたくさんあります。
主な行事をご紹介しましょう。
・成人の日 成人祭(成人を迎える人たちの活躍と安寧、健康を祈願)
・1月25日 初天神祭(鷽替え神事)15:00〜 木鷽(木彫りのウソを新しいウソと取り替える神事。凶事をウソにして幸運に変えるという開運・除災常福のお守りとして授与されます。
・2月3日 節分祭
・2月上旬〜3月上旬 梅まつり
5月25日 例大祭(大祭行事は直近の土・日に行われます)
・6月30日 夏越し大拭式’茅の輪くぐり神事)17:00〜 半年間知らず知らずのうちに積もった罪と穢れを形代に託して拭います。茅の輪の設置期間は6月10日〜20日頃
・11月1日〜11月23日 菊まつり(見事な菊人形や菊花が展示されます)
・11月15日 七五三祝祭
・12月25日 納天神祭 年の瀬に行われる最後の天神様の縁日
・12月26日 歳の市(お正月用品を販売する吉例の歳の市
・12月31日 師走大拭式・除夜際 17:00〜 半年間知らず知らずのうちに積もった罪と穢れを形代に託して拭います。
湯島天神は合格祈願だけじゃない
湯島天神といえば「学問の神様」。
受験生シーズンには数多くの受験生が合格祈願に訪れます。
しかし、年中用事を見てみると湯島天神は受験生だけの神様ではないことがよくわかります。
春の梅まつりには樹齢70年から80年の梅が見事な花を咲かせます。
その数なんと300本。
湯島天神は江戸の昔から梅の名所として人々の目を楽しませてきました。
梅まつりの期間中はお神輿や神楽、抹茶を立てていただく野点も開催されます。
日没から20時まではライトアップされた「夜観梅」が楽しめ、昼間とはまた違った雰囲気が味わえます。
また偶数年の5月25日には例大祭が盛大に行われ、天神様の紋を染め抜いたはんてんを羽織った担ぎ手がお神輿を担いで湯島天神の周辺を威勢良く練り歩きます。
露店も多く出店し、街は嫌でも盛り上がります。
11月の初めから下旬にかけての見どころは菊まつりです。
約2,000株の菊が展示されます。
菊人形も美しく、この地域の秋の風物詩となっています。
湯島天神の営業時間や休館日は行事によって違う?それぞれについて調査!のまとめ
イベントが盛りだくさんの湯島天神は受験シーズンのみならず、1年を通して人々を魅了します。
観光名所としても魅力たっぷりの湯島天神。
受験なんてとっくの昔に経験済みだというあなたも行きたくなったのではないですか?
詳しくは、湯島天神のホームページを確認して予定を立ててみてくださいね。
湯島天神への行き方や、車で行ったときの駐車場について知りたい方は、湯島天神の駐車場3選!見どころ8選とアクセスについても網羅! 記事もご覧ください。
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