レジ袋の有料化が始まりましたね~。
私は割と前からマイバッグを持参して買い物していましたので、大きな影響はなかったのですが、普段コンビニで袋に入れてもらうのが当たり前だった人からしたらかなりの大打撃です。
コンビニで働いている知人に聞くと、レジ袋が有料化になったその日から『袋いりません』という人がお客さんの8割以上とのこと。
あとはマイバッグを持参する人と、しぶしぶレジ袋代を払う人とにわかれるそうです。
ところでこのレジ袋、お店によって無料で配布するところもあるようですが、大丈夫なんでしょうか??
罰則とかないのかと気になりましたので、調べてみました!
レジ袋有料化にともなう対象店舗・罰則規定
レジ袋有料化にともなう対象店舗
レジ袋有料化の対象店舗は全国の小売店舗です。
小売店舗でなくても商品を販売する店舗の場合は有料化の対象となります。
もっと言うと、プラスチック製のレジ袋を扱う店舗全てが対象店舗ということになります。
例えば、美容室でシャンプーをお客さんに販売するような場合に使う袋も有料になります。
ただし、商品を入れない場合は有料化の対象外です。
景品を入れる袋や、クリーニングしたものを包装する袋などはレジ袋有料化の対象外となります。
レジ袋有料化にともなう罰則規定
2020年7月から全国の小売店舗などでいっせいにレジ袋が有料化されましたが、命令違反した場合には罰則が適用されます。
レジ袋が有料化されたことにより、小売店舗などは当該報告様式にプラスチック製の買い物袋抑制の取り組みを報告しなくてはなりません。
これを怠った場合は罰則が適用されます。
コンビニ弁当の袋も有料になる?
コンビニ弁当をレジ袋に入れてもらう場合も、もちろん有料になります。
だいたいのコンビニでは、レジ袋は3~5円かかります。
レジ袋有料化の経緯
日本でレジ袋が有料化されましたが、海外ではもっと早い段階から有料化が始まっていました。
近年では、海洋プラスチック問題がどんどん深刻になっています。
魚やカメなどの海洋生物の死がいを調べると、胃の中にプラスチックの破片が見つかることから、あやまって食べてしまったと言う報告が~っていうやつですね。
そこで日本では、2019年5月に環境省がプラスチック資源循環戦略をまとめました。
この時にはすでに海外の約60カ国がすでに有料化していましたので、日本では海洋プラスチック問題への取り組みが遅かったとも言えます。
一時的には日本でもマイバッグを使う人が増えましたが、この取り組みがあまり普及したとは言えませんでした。
レジ袋有料化を回避する店の独自アイデア
実は、全てのレジ袋が有料化されたわけではなく、一部例外があります。
厚手で繰り返し使えるレジ袋や微生物によって海洋で分解される素材で作られていたり、地球に優しい素材で作られたレジ袋は今後も無料です。
寿司屋では特別な形をしている容器を使っていることもあって、バイオマス素材を使ったレジ袋を使用するところが多いようです。
寿司屋の容器はエコバッグに入らない大きさ・形の容器ですから、お店が用意したレジ袋に入れて持って帰ってもらったほうが都合が良いという考えみたいですね。
他にも一部の飲食店がお持ち帰り用のレジ袋をバイオマス素材にして無料のままにしています。
一部コンビニエンスストアでは、レジ袋を無料にすると発表しています。
素材によっては無料にすることができますから、この制度を利用して有料化を回避しているお店は少なくありません。
今後はレジ袋が無料かどうかでお店を選ぶことが増えるかもしれませんね。
各店舗も、アイデアをしぼってレジ袋を無料にしてお客さんを呼ぼうとすると思います。
レジ袋有料化って罰則あるの?コンビニ弁当の袋はどうなる?のまとめ
以上、レジ袋有料化についてでした。
お客さんにもお店にもキツいレジ袋有料化ですが、私たちの子孫や未来の地球のことを考えると受け入れないといけないことなんでしょうね。。。
ちょっとしたことなんでしょうけど、少しずつ慣れていくしかないと思いました。
お店はお客さんが減らないように努力をすると思いますので、今後の新しいサービスに期待したいですね!
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