「すし酢」っていう言葉のなかに「酢」とあるので、きっとすし酢も酢の仲間!
だと思いますよね。
確かに、すし酢の原材料の中に米酢が入っています。
ここで出てくる疑問は、、、「すし酢と酢」っていったい何が違うの? です。
そこで!今回はこの「すし酢と酢の違い」について解説したいと思います♪
つけ加えて、すし酢以外の酢にどんなものがあるのかもご紹介します^^
すし酢と酢の違いは?
すし酢と酢、確かにどちらも「酢」ですが、厳密にいえば、すし酢は酢ではありません^^;
「酢」といえば、米酢と穀物酢の2種類があります。
そしてすし酢は、酢である米酢に塩とさとうを加えた「調味料」なんです。
米酢とは?
米酢の原材料はもちろんお米です。
米酢の特徴は、やわらかい香りとお米の甘み♪
でも、熱を加えると香りが飛んでしまうため、加熱料理には不向きです。
穀物酢とは?
穀物酢は、穀物である小麦やとうもろこしから作られます。
スッキリとした味わいで、こちらは加熱料理に向いています♪
結局すし酢ってなに?
すし酢は、米酢でも穀物酢でもなく、酢をさらに加工した調味料なんです♪
特に、お寿司に合うように味付けされているので、『すし酢』と呼ばれています。
ざっくりまとめてしまうと、すし酢は酢ではなく「調味料」ということです^^
ほかにどんな酢があるの?
じつは、料理に使われる「酢」にはすし酢以外にもいろいろあります♪
ここでは、定番のものを4つご紹介したいと思います^^
まずは、黒酢とリンゴ酢からいきましょう!
和風料理によく合う酢:黒酢
黒酢は米酢の仲間で、瓶(かめ:写真参照)の中で自然発酵して作られます。
アミノ酸と糖の反応で黒っぽく仕上がります。
酸味とコクがある黒酢は、肉のうまみを引き出してくれるので肉料理におすすめです♪
和風料理によく合う酢:リンゴ酢
リンゴ酢は、リンゴ果汁をアルコール発酵させたあと、さらに酢酸発酵させた酢です。
甘酸っぱく、フルーティーな味わいなので、炭酸水などで割って飲む方が多いようです。
じつは飲むだけでなく、料理のかくし味としても使えますよ♪
洋風料理で定番の酢:ワインビネガー
ワインに白と赤があるように、ワインビネガーにも白と赤があります。
白ワインビネガー
白ワインビネガーは、白ブドウ品種の果汁のみから作られます。
そのため、苦味や渋味がなくてスッキリした味わいなんです。
ドレッシング、マリネ、カルパッチョにおすすめです^^
赤ワインビネガー
赤ワインビネガーは、赤ブドウ品種の果汁だけでなく、果皮も原料として使うため、少し渋味が感じられます。
香りがよく、コクを与えてくれるので、肉の煮込み料理やソースに最適です♪
洋風料理で定番の酢:バルサミコ酢
バルサミコ酢もワインビネガーと同じく、ブドウから作られています。
でも、製造方法と熟成期間がワインビネガーとは大きく異なっているんです!
バルサミコ酢は、濃縮したブドウ果汁を木樽のなかで長い間熟成させて作られます。
熟成期間は、3〜5年や10〜20年以上とさまざまです。熟成期間が長くなると、もちろん値段も上がります^^;
バルサミコ酢はワインビネガーよりも色が濃く、甘酸っぱいのが特徴です♪
ソースやドレッシングなど、味のアクセントとしてよく使われます。
酢の種類はわかったけど、賞味期限ってどうなんだろう??という方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
すし酢って賞味期限ある?おすすめの保存方法を知るともっと長持ち!
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すし酢と酢の違いってなに?ほかにもいろんな酢があるってホント?のまとめ
今回は、「すし酢と酢の違い」と「すし酢以外の酢」をテーマにご紹介しました。
簡単に言ってしまえば、酢には米酢と穀物酢の2種類があって、すし酢は酢を加工した「調味料」ということでした。
すし酢以外にも、さまざまな酢があることもわかりました。
今回ご紹介したお酢を使えば、料理の幅がもっともっと広がりそうですね♪
料理に自信がない人は、こんな料理教室がありますので試してみてはいかが?
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