酢や玉ねぎが身体に良いと知っている方は多いと思います。
しかし、身体に良いとわかっていても、酢の酸っぱさや玉ねぎの苦味が苦手な方もいるかもしれませんね。
酢の酸っぱさや玉ねぎの苦味は、加熱調理をするとまろやかになることもよく知られています。
特に玉ねぎは加熱すると甘くなり、とても食べやすくなるんです!
しかし、加熱することで効果はどうなるのでしょうか?
せっかく美味しくなっても、効果が下がってしまったら微妙ですよね?
この記事では、酢玉ねぎの効果を最大限に発揮できる加熱調理法やおすすめレシピをご紹介していきます!
酢玉ねぎは加熱調理はOK?
ズバリOKなんです。
むしろ火を通したほうが良い効果が期待できますよ。
というのも酢玉ねぎに使われている酢は熱を加えても栄養成分的には変わらず、むしろ酸味が少なくなるので摂取しやすくなります。
脂っこい料理に酢の物を合わせて食べることによって消化不良を防ぐ効果もありますので、酢は積極的に取りたいですね。
玉ねぎは熱を加えると硫化アリルという物質が変化します。
そうすると玉ねぎ特有の匂いも消えますが、硫化アリルの働きも弱まってしまうので血糖値を下げたいのなら酢玉ねぎをそのまま食べるほうがいいと思います。
熱を加えることによって別の効果も期待出来ます。
それはコレステロール値や中性脂肪値を低下させる効果です。
玉ねぎの成分の一つである硫化プロピルは熱を加えるとトリスルフェドという物質に変わりますが、この物質がコレステロール値低下などの生活習慣病予防に効果的なのです。
酢玉ねぎは、生と加熱とで使い分けるのがオススメ!
血糖値を低下させたい方は生で酢玉ねぎを食べて、コレステロール値や中性脂肪値を低下させたいときは加熱するという感じで使い分けることも良いですね。
玉ねぎは長時間の加熱によって栄養成分が凝縮されていきますので、凝縮された栄養素を摂取したい方はあえて熱を加えて酢玉ねぎを食べるのもいいと思います。
甘みも増しますし、うまみ成分も出てきますからいろいろな料理に使えるのではないでしょうか。
酢を料理に入れることによって減塩効果も期待出来ますので、是非おすすめです。
酢玉ねぎのおすすめレシピ
まずは基本の酢玉ねぎのレシピをご紹介します。
・玉ねぎ(薄切りでもみじん切りでも) 500g
・お酢(穀物酢、リンゴ酢、黒酢などがいいです) 150ml
・蜂蜜 100ml(砂糖なら65g、エリスリトールやパルスイートなら20g)
・水 50ml
・塩 小さじ1
① 皮をむいた玉ねぎを、スライサーや包丁で薄切りにします。
② スライスした玉ねぎは、消毒した密閉容器に移しておきましょう。
③ 玉ねぎ以外の材料を鍋に入れて火にかけ、煮立ったら火を止めます。
④ 玉ねぎが入った容器の中に、3の液を流し入れます。常温まで冷ましたら蓋をしましょう。
⑤ 酢玉ねぎの完成です!30分後位から食べられます。
酢玉ねぎを加熱調理して調理するアレンジレシピをご紹介します。
○酢玉ねぎと鶏のさっぱり煮
材料
酢玉ねぎの玉ねぎ分 150g
酢玉ねぎの汁 260cc
鶏手羽元 9本程度
茹で卵 3個
塩、胡椒、ガーリックパウダー 少々
醤油 大さじ1程度
塩コショウにガーリックパウダーで味付けした 鶏手羽元とゆで卵を鍋に入れたら、酢タマネギをつけタレと一緒に鍋に投入。
後は、そのまま圧力鍋で煮込むだけで完成です。
さっぱり&ヘルシーな鶏肉の一品料理が作れます。
クックパッドなどでたくさんのアレンジレシピが紹介されていますよ。
酢玉ねぎは加熱してもOK?効果を発揮する身体に良い食べ方とは?のまとめ
酢玉ねぎは効能によって食べ方が違うこともわかりましたね。
熱を加えても生のまま食べても自分が求める効果によって食べ方を変えることが出来るいうところも酢玉ねぎの魅力と言っていいのではないでしょうか?
アレンジ次第で飽きもなく楽しめるため、ぜひ試してみてくださいね。
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