女性の中にはぬいぐるみが好きで積極的に集めている人も多いようです。
気がつけば部屋の中がぬいぐるみでいっぱいという状態に・・・。
一念発起して断捨離につとめようとしても、どうしてもぬいぐるみだけは捨てられない。
『人形を捨てるとバチが当たる』
いつの頃からか、そんな考えが刷り込まれている自分がいます。
本当にぬいぐるみを捨てたらバチが当たるのでしょうか?
そんな疑問にお答えしつつ、ぬいぐるみの処分方法までご紹介します。
ぬいぐるみを捨てたらバチが当たるの?
昔から「人形を捨てるとバチが当たる」と言われています。
これは元々人形が神社にある『お札』から変化したものと考えられていたからです。
お札を人形(ひとがた)に切って体に撫で付けることで、その人に降りかかる災厄を人形に移していました。
人の身代わりとなって災厄を一身に受けた人形は川に流すのが通例でした。
今の人形になってからは、川に流すわけにはいきませんが、人の災厄を一身に背負ってくれるという考えは残りました。
人の身代わりとなってくれる人形には魂がこもっていると考えられています。
そのため、捨てるとバチが当たるという言い伝えが残ったのでしょう。
それが転じてぬいぐるみでも「捨てるとバチが当たる」と言われているのです。
しかし、実際にはゴミと一緒に捨ててもなんの問題もなく、バチも当たりません。
ただ、ぬいぐるみは大抵の場合、動物の形をしていて、捨ててしまうと目が悲しそうに見えて、胸が痛みますよね。。。
捨ててもバチは当たりませんが、「悪いことをした」という後ろめたい気分になることは間違いありません。
ぬいぐるみの処分法3選!
テーマパークに行くたびについつい買ってしまうぬいぐるみや幼いころからベッドを共にしていたぬいぐるみなど、女性は特にぬいぐるみが集まってしまう傾向にあります。
長い間ずっと一緒で薄汚れてしまったぬいぐるみもあるでしょう。
「捨てるとバチが当たるかもしれない」
という考えが頭をよぎっても、やはり物は処分しなければならない時がやってきます。
そんな時のぬいぐるみの処分の仕方をご紹介します。
ぬいぐるみをゴミとして捨てる
ぬいぐるみは燃えるゴミとして捨てることができます。
捨てる時には各自治体のマナーを守って、捨てるようにしてください。
金属のパーツなどは取り外して、小さな金属類の収集日に捨てましょう。
1辺が30cm以上のものは粗大ゴミ扱いとなる場合が多いので、迷った時には自治体に電話で問い合わせると安心です。
ゴミとして捨てるとはいっても、生ゴミと一緒にビニール袋に入れて捨てるのは罪悪感が生まれるかもしれませんね。
生ゴミとは別にぬいぐるみだけで紙袋に入れて捨てれば後ろめたさも軽減されます。
親戚や近所の子どもにあげる
もし、ゴミとして捨てるのに抵抗がある方は、親戚や近所の子どもにあげるのも良いですね。
きれいな状態のぬいぐるみなら、あげると喜ぶかもしれません。
ぬいぐるみは買うと結構値段が高いものです。
小さな子どもがいる家庭なら喜んで受け取ってくれるのではないでしょうか?
または施設に寄付するという方法もあります。
処分する前に一度声をかけてみてはいかがでしょう。
神社やお寺でお焚き上げをしてもらう
神社やお寺では「人形供養」を行っているところがあります。
ぬいぐるみも人形供養のお焚き上げに出すことができますので、お住まいの地域で受け付けている社寺がないか探してみるとよいでしょう。
料金は特に指定のないところが多いようです。
「お気持ちで結構です」
と言われたら、1,000円から3,000円ほど包むと良いと思います。
ぬいぐるみや人形供養のおすすめの神社
参考までに人形供養を行うおすすめの神社をご紹介します。
日蓮宗 法華道場 『光胤山 本光寺』
千葉県市川市にあるお寺で、4月の第二日曜日に行われる人形供養祭には全国から多くの人が集まりますが、年に一度というわけではなく受付は毎日行なっています。
持ち込みでも郵送でも可能ですが、事前予約が必要です。
長福寿寺
千葉県長南町にあるお寺です。
人形供養は400年の歴史があり、全国でも珍しい人形用の火葬施設もあります。
人形を十一面観音様の御前に奉って3ヶ月にも及ぶ読経の後に火葬されます。
手厚い供養に全国から持ち込みや郵送の人形が後を絶たないといいます。
そのほか、フリマアプリで売るという方法もあります。
納得のいく方法で処分したいですね。
ぬいぐるみの病院に入院させる方法もあります!
どうしても処分できないというぬいぐるみもありますね。
思い出深いぬいぐるみ、大切な人から頂いたぬいぐるみなど、家族同然となったぬいぐるみもあるでしょう。
そんな大切なぬいぐるみは、ぬいぐるみ病院に入院させるという手もあります。
汚れはクリーニングし、減ってしまった綿は入れ直すなどして新品同様に直してくれます。
最後にテレビでも紹介された、おすすめのぬいぐるみ病院をご紹介します。
杜の都なつみクリニック
東京都台東区にあるぬいぐるみ専門病院です。
入院基本パックは、
などで一針一針丁寧に治療し、退院後はまるで新品のように帰ってきます。
全国対応しています。
料金は高めですが、どうしても別れられないという大切なぬいぐるみはこんな方法で蘇らせることもできます。
ぬいぐるみを捨てるとバチがあたる?処分の方法3つと専門病院についても!のまとめ
ぬいぐるみを捨ててもバチはあたらないですが、気持ちが沈んだりと良い気分にならないこともありそうでしたね。
処分する方法や、愛着のあるぬいぐるみを再生させる専門病院があることもわかりました。
せっかくなら、気持ちよくお別れする・お迎えしたいですよね。
ぬいぐるみに愛を込めて修理するか、心を鬼にして処分するかはあなた次第です。
ぬいぐるみをあまりあげられなくなると良くありませんので、男性と女性とでぬいぐるみをプレゼントする心理を調べてみました。
ぬいぐるみをプレゼントにする意味の男性編・女性編!もらったらどうする?
小さなお子さんにぬいぐるみを誕生日プレゼントとして贈ることはよくあります。しかし、男性が大人の女性にぬいぐるみをプレゼントする場合、何か特別な意味があるのでしょうか?また、反対に男性にぬいぐるみをプレゼントする女性には何か意味が隠されている
ぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント