幼い頃から大切にしているぬいぐるみは時が経てば経つほど薄汚れていきます。
部屋のホコリも吸っているのだろうと思いながらも、洗ったことがないという方が多いのではないでしょうか?
幼い子を持つお母さんも、子どもの食器や着ている洋服はこまめに洗っても、子どものお気に入りのぬいぐるみは洗濯したことがないという人が大半です。
ですが、赤ちゃんがおもちゃにしているぬいぐるみは赤ちゃんのよだれも混ざって汚くなっています。
すぐにでも洗濯したいとは思いますが、そもそもぬいぐるみって家で洗濯できるのでしょうか?
そんな疑問にお答えしつつ、ぬいぐるみのお手入れ方法を解説します。
ぬいぐるみには洗えるものと洗えないものがある
始めに、ぬいぐるみには洗濯できるものとできないものがあることを覚えておきましょう。
洗濯できないぬいぐるみ
こういったものは家では洗濯できません。
接着剤が使われているものは洗えばバラバラになってしまいます。
今にも取れそうなボタンがついているもの、目や鼻がボタンでできているものは洗濯するとのっぺらぼうになってしまう危険性があります。
「おしゃべりぬいぐるみ」のように機械が入っているものは機械が壊れてしまいます。
意外と気づかないのが、アンティーク調のぬいぐるみです。
一見洗濯できそうな感じに見えますが、実はとてもデリケートにできているのです。
洗濯には要注意ですね。
上にあげたぬいぐるみ以外は家で洗濯できるはずですが、洗う時にはまずタグを見て、洗えるものかどうかを確認しましょう。
手洗いの場合のぬいぐるみの洗い方
まず、タグを見て「洗濯おけ」「手洗い」マークが付いているかどうかを確認します。
このマークがついていれば家で洗濯することができます。
ぬいぐるみの手洗いでの洗い方の手順
①リボンや装飾品など外せるものは外します。
②洗濯桶に水と中性洗剤を入れて洗濯液を作ります。
③洋服ブラシなどであらかじめ埃を落としたぬいぐるみを洗濯液につけ、優しく押し洗いをします。
特に汚れがひどいところは部分的にもみ洗いをすると良いですね。
④洗い上がったらぬいぐるみを軽く絞り、水を取り替えてすすぎ洗いを行います。
洗剤が残らないように3回以上は水を代えてすすぎます。
⑤すすぎが終わったら再び洗い桶に水をため、柔軟剤を溶かし、ぬいぐるみを入れて20分から30分ほどつけておきます。
⑥いよいよ脱水ですが、洗い桶から取り出したぬいぐるみは絞らずに優しくタオルで包んで水気を取ります。
⑦ぬいぐるみをタオルに包んだ状態で洗濯機に入れて軽く脱水(10秒ほど)して、風通しの良い日陰でしっかり乾かします。
洗濯ネットに入れて脱水して、そのまま陰干しすると型崩れしませんよ。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う場合
ぬいぐるみの手洗いはなんだか面倒!洗濯機で洗いたい!という方は、洗濯機で洗うことになります。
洗いたいぬいぐるみのタグを見て、洗濯機が可能かどうかを確かめてください。
あらかじめブラシで埃を取るのは手洗いと同じです。
準備ができたらぬいぐるみを洗濯ネットに入れます。
ぬいぐるみの洗濯機での洗い方の手順
①洗濯機のドライコース、またはソフトコースを選択します。
メーカーによって名称は違いますが、優しく洗うコースで洗います。
②すすぎまで終わったら、脱水の前にぬいぐるみを取り出します。(そのまま脱水してしまってはぬいぐるみにとって刺激が強すぎます。)
③洗濯機から取り出したぬいぐるみはタオルに包んで洗濯ネットに入れ、しっかりとガードします。
④再びぬいぐるみを洗濯機に戻して、10秒ほど脱水します。
⑤風通しの良い日陰でしっかり乾かします。
洗濯不可なぬいぐるみの洗い方
洗濯できないぬいぐるみは、薄めた洗剤液で拭くという洗い方があります。
あらかじめ埃をブラシで取るのは同じです。
洗い方は、以下のようになります。
①洗い桶のような容器に水と中性洗剤を入れて洗剤液を作ります。
②作った洗剤液にタオルを含ませ、固く絞りぬいぐるみを拭いていきます。
③全体を拭き終わったら水を変え、洗剤の入っていないきれいな水の入った容器にタオルを入れて水を含ませ、固く絞りぬいぐるみを再度拭いていきます。
④洗剤が完全に落ちるまで何回か拭いていきます。
⑤きれいになったら陰干しで乾かします。
この時、洗剤が残っていると色落ちの原因になりますので、きれいに落としてください。
ぬいぐるみの洗濯に重曹を使う方法
重曹を使ってぬいぐるみをきれいにする方法もあります。
やり方は以下のとおり。
①ぬいぐるみがすっぽり入るビニール袋を用意します。
②袋の中にぬいぐるみを入れ、まんべんなく重曹をぬいぐるみに振りかけます。
③袋を閉じてそのまま30分ほど置きます。
④掃除機で重曹を吸い取り、硬く絞ったタオルでぬいぐるみを拭き、陰干しで湿気を取ればOKです。
ぬいぐるみって洗濯不可?手洗いや洗濯機で洗う方法などを調べてみたのまとめ
ぬいぐるみは基本的には手洗いや洗濯機で洗えますが、難しいものは洗濯液で拭き取ったり、重曹をふりかけてキレイにすることができるということがわかりましたね。
長年可愛がってきたぬいぐるみは人の汗や埃などで汚れて真っ黒になってしまいます。
そこまで汚れがひどくなくても、ぬいぐるみは意外と汚いものです。
できれば月に一度、最低でも3ヶ月に一度ぐらいは洗濯したいものです。
特に幼い子が遊ぶぬいぐるみは清潔にしてあげたいものですね。
ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
それでも泣く泣くぬいぐるみを捨てないといけない…というときは、下の記事を見てもらえるとうれしいです。
ぬいぐるみを捨てるとバチがあたる?処分の方法3つと専門病院についても!
女性の中にはぬいぐるみが好きで積極的に集めている人も多いようです。気がつけば部屋の中がぬいぐるみでいっぱいという状態に・・・。一念発起して断捨離につとめようとしても、どうしてもぬいぐるみだけは捨てられない。『人形を捨てるとバチが当たる』いつ
コメント