現代から江戸時代にタイムスリップできる街、それが『江戸ワンダーランド日光江戸村』です。
1歩足を踏み入れるとそこには江戸の町があります。
町人とすれ違ったり、武士がいたり・・・・。
まるでテレビの時代劇を見ているつもりで、物珍しい風景に目を奪われながらぼやぼや歩いていると、いきなり「隙あり!」と侍に切り付けられます。
そうかと思えば、コソコソと鼠小僧がやってきて、飴をこっそり「お宝だよ」と渡してくれます。
遊び尽きない日光江戸村ですが、滞在時間は平均してどのくらいなのでしょうか?
江戸ワンダーランド日光江戸村を深掘りしてみました。
日光江戸村の滞在時間は?
日光江戸村の滞在時間は人それぞれによって違いますが、口コミなどを見ると平均2~3時間というのが多いようです。
しかし、いくつかある芝居小屋の上演時間はそれぞれ20分あり、その上職業体験をし、町中を練り歩く花魁道中も見るとなると、とても3時間では足りません。
時間が許せば1日たっぷりと見て行きたいところです。
お腹が空いたら食事処でランチを食べることもできます。
ペット連れでのんびり歩くのも良し、江戸の町人や町娘に変身して歩くのも良いでしょう。
江戸村名物のニャンまげソフトクリームを食べるのも一興です。
キャラクターのニャンまげを見かけたら一緒に記念撮影をしましょう。
そうしている間にあっという間に閉門の時間です。
侍たちが一堂に集まって閉門の儀を行っているのを横目に見ながら帰りましょう。
日光江戸村とは?
日光江戸村とは、1986年4月23日に日光市鬼怒川地区に開設された15万坪に及ぶ江戸時代の文化や生活を再現させたテーマパークです。
開設当初、名称を『日光江江戸村』としたものですが、2003年に「世界の中の日本のテーマパーク」を目指し、『edowonderland(江戸ワンダーランド)日光江戸村』と改称しています。
1歩足を踏み入れれば、そこはまるで江戸時代。
タイムスリップをしたかのような錯覚にとらわれます。
入り口から続くのは長い街道筋で、しばらく歩くと宿場町、商家街とだんだん街並みが賑やかになっていきます。
三色団子や山くじらと呼ばれる焼き鳥(牛串)が売られていて、食べながら江戸の町を探索するのも楽しいものです。
そのお団子は1本100両、山くじらは1串500両という値段設定です。
当時の江戸の町人からすると法外な値段ですが、1000円出して「はい。500両のお釣りね」と言われるとなんだか大金持ちになったような気分です。
気分良く江戸の街を満喫していると、その山くじら屋の前の道には花魁道中の一行が賑々しく通ります。
当代一の花魁は花も恥じらう美しさで一目見ようとする町人の目を楽しませます。
さらに町の至る所に町人や武士などが歩く姿を見ると、令和の時代を忘れてしまいそうです。
運が良ければ、町中で黄門様一行が悪を退治するあの名場面が見られます。
道の真ん中でいきなり始まる小芝居に驚きを隠せません。
日光江戸村とはそんな楽しいテーマパークなのです。
日光江戸村の芝居見物と江戸時代体験
江戸の町人の楽しみはなんといっても芝居見物です。
日光江戸村にはそこでしか見られない芝居も用意されています。
「若松屋」では花魁道中で街を練り歩く花魁のショーが見られ、「水芸座」では最近珍しい水芸のショーを見ることができます。
また、忍者屋敷では「忍者鴉御殿」での迫力満点の忍者ショーに度肝を抜かれます。
武家屋敷に向かえばそこには「南町奉行所」があり、現代の裁判である「お白洲」の場面を見ることができ、大岡越前の名裁きが目の当たりに見学できます。
また、江戸の職業体験では、少人数制で本格的に侍修行ができる「侍修行館」があり、「忍者修行の館」では方向感覚が失われてしまう不思議な忍者屋敷で忍者の修行ができます。
「そんなに本格的な体験じゃなくても良いのだけれど」という方にはせんべい焼き体験もあります。
1枚ずつ七輪でせんべいを焼いていると自分も江戸の町人になったようです。
自分で焼いたせんべいは格別な美味しさです。
せんべい焼き体験は1枚250円となっています。
芝居を見るか、職業体験に重きを置くかで江戸村の楽しみ方はずいぶん変わります。
日光江戸村はペット連れもOK?
日光江戸村は、ペット連れもOKです。
江戸村はもしかして第5代将軍徳川綱吉の時代なのでしょうか?
徳川綱吉は「生類憐みの令」を出し、特に犬を大切にしたとのことで「犬公方」と呼ばれたお方です。
日光江戸村もその精神を受け継いでいるのか、犬を連れた客を見ると「お犬様」と大切にしてくれます。
犬だけなのかなと思っていましたが、試しに猫を連れて行ったところ、「おや、お猫様だ」と歓迎してくれました。
街の町人に会うたびに「お猫様」「お猫様」と大切に扱ってくれるので猫も満足げです。
ただし、ペット連れの場合、園内はケージやバッグに入れて、歩くようにします。
お客様の中には犬や猫など動物にアレルギーを起こす人もいます。
周りに迷惑をかけないように注意しましょう。
ペットのためのトイレはありませんので、処理はしっかりしなければなりません。
日光江戸村の滞在時間はどれくらい?どんな体験ができる?のまとめ
日光江戸村は開門から閉門まで楽しめるワンダーランド。
2~3時間あれば、ひとまず満足できる体験ができます。
ペット同伴も可というのは、ペットと一緒に旅行する人なら嬉しいポイントですよね。
もちろん、ガッツリと日光江戸村を満喫したい方は、すべての体験をするのが良いでしょう。
たっぷりと時間をかけてお出かけするのがおすすめですよ。
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