西武園ゆうえんちは、2021年に1960年代をイメージしたテーマパークとして大幅にリニューアルしました。
1歩踏み入ればそこはあの懐かしい「昭和の時代」。
熱気と人情にあふれた昭和の街を再現し、昭和を知るおとなには懐かしさを、子どもには目新しさを提供しています。
新しい西武園ゆうえんちを目指して、リニューアルオープンに先立ち新メンバーも募集しましたが、コンセプトどうりの「心あたたまる幸福感に包まれる世界」を実現できたのでしょうか?
その後の西武園ゆうえんちのバイトの評判を口コミからまとめてみました。
西武園ゆうえんちのバイトの評判その① その名はフレンズクルー
西武園ゆうえんちのアルバイト募集のHPを覗いてみました。
新しく生まれ変わった西武園ゆうえんちでは、働くすべての人を『フレンズクルー』と呼びます。
リニュールオープンにあたり、西武園ゆうえんちは「熱気・活気・元気」いっぱいのフレンズクルーを募集しました。
昭和の熱気を遊びつくせる西武園ゆうえんちに負けず劣らず「おせっかいな友だちのように親切な」おもてなしをしようという趣旨のもと新メンバーを広く募ったのです。
募集職種は多岐に渡り、
・アドミッション(エントランスでのゲストのお出迎え、パーク案内、迷子対応など)
・フード(パーク内の店舗でのレジや料理の提供)
・カストーディアル(パーク内の清掃)
そのほかに、ゲストとは接しない裏方のもろもろの仕事なども募集していました。
週2日からOKで、勤務時間帯は朝からでも昼からでも対応するというなかなかフレキシブルなシフトのようです。
募集内容を見るだけでも夢があってワクワクするような仕事ですね。
西武園ゆうえんちのバイトの評判その② 夕日の丘商店街の住人の評判は?
西武園ゆうえんちでのスタッフの対応についての口コミを調べてみると、キャストの対応が良いとする声がありました。
喫茶店のウエイトレスやバナナの叩き売りをする八百屋の店主などが、昭和の住人になりきって素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。
圧巻は泥棒と警官によるアクロバティックな追いかけっこです。
そば屋の出前持ちがそばせいろを何段にも重ねて自転車で器用に走っていくという、昔見たような光景も再現されています。
昭和のレトロな街並みに負けずに夕日の丘の住人たちは元気に昭和を生きています。
何時にショーが始まるというのではなく、街のあちこちで突如始まるアトモスショーに来場者は驚き、そして感動の渦に巻き込まれます。
気がつけば、街の住人と一緒になっている自分を発見するのです。
夕日の丘の住人には感動したという声が続出しています。
「素晴らしい」の声とともに星5つをつける口コミが多かったようです。
西武園ゆうえんちのバイトの評判その③ ゆうえんちのバイトの評判は?
レストランやフードコートでは、並んでいるお客の誘導を店員がさばききれていないという批判が目立ちました。
空いていると思い、レストランに入ろうとすると、「並んでいるんですが・・・」という声が飛んできたといいます。
声のほうを見ると表で紙芝居を見ている人の声でした。
どうやら、店に入る順番待ちをしながら紙芝居を見ていたということでした。
バイトの店員がきちんとお客の誘導をしていかったことから起きたトラブルだったようです。
ほかには、フレンドリーな対応とタメ口を履き違えてお客に失礼な態度をとるバイトのキャストもいたとか。
ソフトクリームやお団子などの簡単な食べ物もなかなか買えないことにイラついたお客のあしらい方もうまくできず、よけいにイラつかせてしまったという手際の悪さもあったようです。
何か問題が起きても、社員がくるまで待ってほしいの一点張りで、自分では対応できないバイトの従業員もいたようです。
このような不満を持った人たちは総じて、
という手厳しい反応でした。
西武園ゆうえんちのリニューアルからまだそんなに時間が経っていない時期の感想が多かったので、ドタバタしている感じがあったのでしょうか?
現在はバイトも客慣れしてきたり教育もしっかり受けたりしていて、そんな問題も減っているのではないかと思います。
令和の時代に生まれた「昭和の街」で、平成生まれのアルバイトたちは昭和人になりきれなくて戸惑っているのかもしれません。
西武園ゆうえんちのバイトの評判その④ 西武園ゆうえんちのバイトの気持ち
西武園パート3!
なかなか乗ることの無い観覧車!
結構高い〜〜!!怖い〜〜!!下見れない〜〜!!そして、最も素晴らしかったのは、ラストのエンターテインメントショーだ!
バカにしてたけど、なんと凄い迫力!花火とのコラボが圧巻だった!!この後の、ショーの動画をお楽しみにね!! pic.twitter.com/bftZq05FdE
— ハマック柳田(笑魔術師) (@hamack809) July 25, 2021
西武園ゆうえんちのアルバイト社員をあるテレビ番組が取材していました。
それによると、アルバイトのキャストはすべて平成生まれ。
昭和など知らない人ばかりで構成されていました。
2021年のリニューアルオープンの少し前から商店街で働くスタッフのトレーニングが始まったといいます。
トレーニングの内容は写真の人物に即興で声をかけることでした。
昭和の人間になりきって接客することはかなり難しいことだったようです。
遊園地で働く経験があっても、こんな接客は初めてでした。
まして、働き出してまだ半年という新人スタッフはうまく声がけができなくて涙を流したといいます。
しかし、トレーニングの効果が出て、立派な昭和人になり切るのもそう遠い未来ではないでしょう。
西武園ゆうえんちもそこで働くアルバイトもまだ生まれたばかりです。
めくじら立てずに長い目で見守ってあげましょう。
西武園ゆうえんちのバイトの評判は?フレンズクルーってなに?のまとめ
今はスーパーやコンビニで欲しいものを手にとり、レジに行けば無言で買い物ができますが、1960年代は八百屋、魚屋、肉屋など独立した店舗で買い物をする時代でした。
「あれ、一つちょうだい」「これを何グラム入れてね」
と店の人に大声で注文し、店側も大声で応えるという買い方です。
活気があって良いのですが、内気なお客はなかなか買えないという困った時代でもありました。
スマホやケイタイもない、クレジットカードさえなく、現金決済だった昭和の時代。
平成生まれや、ましてこれからの世を継承する令和の人たちには理解できない時代ですが、昭和はその時代を生きた人間にはノスタルジックな時代なのです。
西武園ゆうえんちにはそんな昭和をうまく表現して頑張って欲しいですね。
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西武園ゆうえんちはやばい?最悪?口コミや料金、評価、独自通貨は?
開業70周年の記念行事として、100億円をかけて2021年5月19日にリニューアルオープンした西武園ゆうえんち。心あたたまる幸福感に包まれた世界をコンセプトに、おせっかいなほど人情味にあふれた「昭和の街」を造りあげて半年以上が経過しました。
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