バレンタインディーが近づくと女性は何故かワクワクしてしまいます。
特設のチョコレート売り場で、あれこれ品物を選んでいる姿は夢見る乙女そのものですね。
今、まさに恋をしている人は恋人へ想いを馳せて、プレゼントのチョコレートを選ぶのにも力が入ります。
恋人がいない人は自分へのご褒美に普段買わないような高価なチョコレートを奮発します。
小学生からすでに孫がいるのでは?と思うような女性まで、バレンタインのチョコレートには女心をくすぐる不思議な魔力があるようです。
そんなバレンタインのチョコレートについて、贈る意味や起源などを深く掘り下げてみました。
バレンタインにチョコレートを贈る意味は?
バレンタインに贈るお菓子にも花言葉のような意味があります。
バレンタインといえば誰しもチョコレートを思い浮かべますが、このチョコレートの贈り物には
という意味が込められています。
または
と意味があるともいわれています。
この意味を考えれば、チョコレートは本命にも使えるし、義理チョコや友チョコにも使える便利な贈り物ということになります。
贈ったチョコレートにチョコレートでお返しが来れば「今までと同じ関係でいましょうね」というメッセージかもしれませんね。
お付き合いする前の男女だったらそれ以上の進展は望めないかもしれません。
ですが、すでに恋人同士なら「ずっと一緒に今までの関係を続けていきましょう」という熱いメッセージが込められているのです。
お互いの人間関係によって贈る人のメッセージが微妙に変わるのがバレンタインのチョコレートです。
そもそもバレンタインデーとは?
バレンタインデーの歴史はローマ帝国の時代にまで遡ります。
当時ローマでは、2月14日は全ての神々の女王ユーノの祝日でした。
翌日の15日は豊年を祈願するルペルカリア祭の始まる日で、祭りの前日には女たちは名前を書いた札を桶の中に入れることになっていました。
翌日、男たちは桶から札を一枚引くのです。
札を引いた男と札の名前の女は祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていたのですが、多くの場合そのまま恋に落ち結ばれていきました。
しかし、時のローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるとして兵士たちの婚姻を禁止したのです。
キリスト教の司祭だったヴァレンティヌス(バレンタイン)は婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、秘密裏に結婚式を行いました。
やがてその行いが皇帝の耳に入り、結婚式を行わないようにとヴァレンティヌスに命令をします。
が、皇帝の命令に従わなかったヴァレンティヌスは処刑されてしまいました。
処刑の日はユーノーの祭日であり、ペルカリア祭の前日の2月14日があえて選ばれたということです。
これがバレンタインデーの起源となりました。
日本のバレンタインデーでチョコレートを贈るのが定番化したわけ
日本でバレンタインデーが流行したのは1958年ごろのことでした。
その頃都内のデパートで開かれたバレンタインセールで、「バレンタインにはチョコを贈ろう」とチョコレート業者が広告を出し、キャンペーンを張ったのが発端だといわれています。
バレンタインにチョコを贈るのは日本独自の習慣だったようですね。
いかにチョコレートの売り上げを伸ばそうかというメーカーの戦略でした。
海外ではバレンタインデーには花やカードを贈り、必ずしもチョコレートを贈る日ではないといいます。
バレンタインギフトの予算は?
バレンタインに贈るチョコレートは、相手との関係性で予算が分かれます。
本命なら思い切って5,000円から1万円ははいきたいところですね。
単に職場の方に差し上げるなら500円から1,000円というところでしょうか。
親しい友人同士の友チョコなら1,000円から3,000円ぐらいで良いでしょう。
義理チョコならば500円ぐらいにしておきましょう。
その気もないのに、高級なチョコレートを贈ってしまうと、本命なのかと間違われてしまいます。
自分用にご褒美として買うのならいくらでもお好きなチョコをどうぞ。
たまには贅沢なお菓子を食べて夢心地になるのもおすすめです。
バレンタインにおすすめのチョコブランドは?
相手によって予算が変わるので、もちろんチョコブランドも相手によりけりです。
参考にしてみてくださいね。
恋を成就したいと願う本命の愛しい相手に贈るチョコレート
ピエールマルコリーニ、ラ・メゾン・デュ・ショコラなどがおすすめです。
どれも高級感漂う世界に名高いチョコレートです。
もうひとつ、チョコレートといえば欠かせないブランドがゴディバですね。
ベルギーで誕生したゴディバは今や世界中の人の舌をとろけさせています。
高級チョコらしい滑らかな舌触りと芸術的な味で本命の心をとろけさせてしまいましょう。
友チョコを選ぶときにおすすめのチョコブランド
友チョコを選ぶのもある意味難しいかもしれません。
女性同士での友チョコ選びは、本命に贈るチョコよりも気を遣うことが多いようです。
そこで、女性に贈る友チョコは、可愛いデザイン性のものを贈るようにしたらいかがでしょう。
ブランドで言えば、ロイズ、メサージュ・ド・ローズ、セバスチャン・ブイエなどです。
中でも、メサージュ・ド・ローズはまるで薔薇の花びらのように美しいチョコレートですので、贈られた相手は特上の笑顔を見せてくれるはずです。
バレンタインにチョコレートを贈るときは相手のことを考えて
本命に贈るときにも、友チョコでも、はたまた義理チョコであっても、相手のことを考えて贈るようにしましょう。
甘いものが好きな相手にはミルクチョコを、甘さが苦手な男性にはビターチョコを贈るようにするといいですね。
また、ナッツが好きか嫌いかでも上にかけるトッピングが変わります。
食べられないものを贈っては失礼にあたりますし、せっかくの贈り物が台無しになってしまいます。
チョコレートの意味も大事ですが、相手の好みをリサーチしてから贈るほうがもっと大切です。
どんな方へのプレゼントにも心を込めた贈り方をしたいものですね。
バレンタインにチョコレートの意味は?予算やおすすめ、起源などのまとめ
いかがでしたでしょうか?
バレンタインデーにしっかりと想いを成就できるように、しっかりとリサーチして臨みたいですね。
本命には、ピエールマルコリーニ、ラ・メゾン・デュ・ショコラ、ゴディバ、
友達には、ロイズ、メサージュ・ド・ローズ、セバスチャン・ブイエがおすすめですよ~。
相手への気持ちの度合いや好みもちゃんと考えて、です。
その他のものにも意味はある?どれを贈ったらいい?と迷っている人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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