日光さる軍団がコロナに立ち向かうための新演目コロナバスターズとは?

日光さる軍団がコロナに立ち向かうための新演目コロナバスターズとは?

日光さる軍団がコロナに立ち向かうための新演目コロナバスターズとは? テーマパーク
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新型コロナウイルスの感染拡大のため、初めて7都府県に緊急事態宣言が発出された2020年4月、日光さる軍団は休業を余儀なくされました。

 

2ヶ月の休業後、緊急事態の全面解除を受け、2020年5月30日に営業再会となった日光さる軍団は、ソーシャルデスタンスを取るなど万全の対策をとってお客様を迎えました。

 

そんな、日光さる軍団のコロナに負けない涙ぐましい努力を可愛いお猿さんの様子とともにご紹介します。

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日光さる軍団のお猿さんの消毒係がお出迎え

日光さる軍団のお猿さんの消毒係がお出迎え

営業再開した日光さる軍団は、当初は土日、祝日のみを時短営業して始めました。

 

感染対策としては来園者にはマスクの着用を求め、入り口では体温を測定します。

 

各所には消毒液を配備し、劇場の「3密」を避ける対策も怠りませんでした。

 

可愛いのは、入り口でマスクをしたお猿さんが来園者の手に消毒液をかけるサービスです。

これには来園者も思わずにっこりしてしまいますね。

 

久々の開園に家族連れなどが、サッカーをしたり芸を披露するお猿さんに大喜びをしていました。

 

2ヶ月ぶりの賑わいに軍団代表の村崎太郎さんは「この2ヶ月間、大変でしたが学んだことも多かった。少しずつ賑わいが戻ってくればいい」と語っていました。

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日光さる軍団のコロナ休業中の損害額は5千万円以上

日光さる軍団のコロナ休業中の損害額は5千万円以上

新型コロナウイルスの感染拡大のため、臨時休業した2ヶ月間の損害額は5千万円以上に上るといいます。

 

テーマパークのさる軍団だけではなく、全国の出張公演も自粛したため、収入は全くない状態に追い込まれてしまったのです。

 

70匹いるお猿さんの食費や医療費、施設管理費などの捻出にも苦慮することが多くなりました。

 

コロナ禍で存続の危機に直面した日光さる軍団は、クラウドファンディングを開始したり、ファンからの寄付を仰いだりしてその危機を乗り切ったのです。

 

日光猿軍団のクラウドファンディングについては、以下の記事をご覧ください。

 

また、休業以降は動画サイトの「ユーチューブ」で劇場のパフォーマンスや赤ちゃん猿たちの様子をライブ配信するサービスも始めました。

 

かつて「反省サル」の太郎・次郎で一世風靡した村崎太郎さんは、「次郎おさるランド」の経営が失敗に終わり、莫大な借金を抱えたことがあります。

 

「死」を考えたという村崎太郎さんでしたが、そんな時に「日光猿軍団」の閉園を知ります。

 

村崎太郎さんは、一念発起して施設を継承し、「日光さる軍団」として復活させました。

 

初めは神社での大道芸さえもお猿さんは観客におびえて芸を披露することができなかったといいます。

 

そこからスタートして、「劇団四季」のような劇を目指してお猿さんに猛特訓を重ねた村崎太郎さんにとって、コロナごときに負けることはできなかったのでしょう。

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日光さる軍団の新演目はその名も「コロナバスターズ」

2021年5月、最初の緊急事態宣言で休業を余儀なくされてから1年が経った日光さる軍団に新たな演目が加わりました。

 

その名も「コロナバスターズ」。

 

コロナに負けられない日光さる軍団の思いが込められた演目だといいます。

 

場所は、3匹の猿の赤ちゃんが生まれた春の「高尾山・さる園」です。

 

甘えん坊でママにぴったりついているかと思えば、木に飛び移るというやんちゃなところも見せる小猿たちに来園者の顔もほころびます。

 

そんな高尾山のさる園に来園者の話題をさらうもうひとつのイベントがありました。

 

それは、この春から常設の公演をしている日光さる軍団の一行です。

 

さる軍団は、このさる園に新しい演目「コロナバスターズ」をひっさげてやってきたのです。

 

憎っくきコロナをお猿さんがやっつけます。

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日光さる軍団のコロナバスターズの内容は?

「コロナバスターズ」に出演したのは、女性猿回し師のゆりあさんと芸猿のくうちゃん。

 

くうちゃんはまず手を消息し、マスクをすると、颯爽とバスターズの車に乗ってコロナの軍団に立ち向かいます。

 

舞台に散らかったコロナウイルスに見立てたボールを様々な方法で乗り越えていきます。

 

まるで消防士が水を噴射するようにコロナ菌に消毒液を噴射したり、、、

 

最後にはコロナの親玉に体当たりする勇ましいくうちゃん。

 

「高尾山の平和はくうちゃんの手にかかっている」とばかり舞台狭しとくうちゃんは大暴れをしていきます。

 

果たしてくうちゃんは見事コロナの親玉をやっつけることができるのでしょうか・・・?

 

くうちゃん以外にも、たくさんのおさるさんがコロナバスターズに加わっているようです。

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日光さる軍団の復活を願って

日光さる軍団の復活を願って

日光さる軍団の村崎太郎代表は、この「コロナバスターズ」の演目について、

 

「去年は50%以上の減収になっています。猿の食事代、飼育に関してはかなり費用がかかっていまして、たくさんの皆さんに支援を頂いた」

 

と語り、コロナ禍で打撃を受けた日光さる軍団の復活への思いをこの演目に込めたということです。

 

この「コロナバスターズ」は、3月27日(土)から12月12日(日)まで毎週土、日、月、火曜日の4日間開催していました。

 

おさるランド 日光さる軍団周辺のたびノートはコチラからどうぞ 

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日光さる軍団がコロナに立ち向かうための新演目コロナバスターズとは?のまとめ

日光さる軍団は、新型コロナウイルスの前にしっかりと立ち向かい、少しずつ復活に向けて頑張っていることがわかりましたね。

 

まだまだ感染拡大が続く日本ですが、お猿さんの演技で笑い飛ばして、コロナをねじ伏せたいものです。

 

人間にとってもおさるさんにとっても、一日も早く日常の生活が戻ってくるように願います。

 

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