2016年の第13回本屋大賞は、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』に!受賞後重版で50万部突破!!

文学
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『2016年本屋大賞』(NPO法人 本屋大賞実行委員会主催)の発表会が4月12日、東京都にある明治記念館で行われました。
本屋大賞というのは、『全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本』をキャッチフレーズにして、作家・文学者は選考に参加せず『新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)の書店員』の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される文学賞です。
一次投票・二次投票にはそれぞれ、全国435書店から552人・276書店から331人もの投票があったそうです。
昨年よりも書店・投票数が少し減っています。
二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票するという方法が取られています。
今回、栄えある大賞に輝いた作品は、宮下奈都さん(49)の著書『羊と鋼の森』(文藝春秋)です。

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出典 YAHOO!JAPANニュース
発行部数は、大賞受賞により4月14日に重版(11刷 17万部)が決まって、50万2,500部になるほどの売れ行きだそうです。
ストーリーは、北海道の山間部で育った青年がピアノの音に魅了され、ピアノ調律師として成長していく物語となっています。
心の中の理想のピアノの音を探し求める青年が、職場の先輩・お客さんたちとの交流を通して悩み励まされながら自分の道を見つけ出していく姿が繊細かつみずみずしく描かれています。
宮下奈都さんは福井県出身。
福井県立高志高等学校を卒業後、上智大学文学部哲学科を卒業。
2004年に、3人目の子供を妊娠中に執筆した『静かな雨』が第98回文學界新人賞佳作に入選したことから小説家としてデビューされています。
2013年から1年間、北海道の新得町に家族5人で山村留学を経験されていて、その経験をもとに今回の『羊と鋼の森』を執筆されたんでしょうね。
第13回本屋大賞受賞のほかに、第154回直木三十五賞の候補にも選ばれていました。
気になる10位までの作品は以下のとおり。

順位 カバー画像 作品名 作家名 出版社 得点
大賞 羊と鋼の森 宮下奈都 文藝春秋 372点
2位 君の膵臓をたべたい 住野よる 双葉社 327.5点
3位 世界の果てのこどもたち 中脇初枝 講談社 274点
4位 永い言い訳 西川美和 文藝春秋 261点
5位 朝が来る 辻村深月 文藝春秋 229.5点
6位 王とサーカス 米澤穂信 東京創元社 226.5点
7位 戦場のコックたち 深緑野分 東京創元社 223点
8位 東山彰良 講談社 99点
9位 教団X 中村文則 集英社 93点
10位 火花 又吉直樹 文藝春秋 46点

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本屋大賞には『翻訳小説部門』というものもあり、こちらはガブリエル・ゼヴィン(著)、小尾芙佐(訳)の『書店主フィクリーのものがたり』(早川書房)が第1位に選ばれています。
何か本を読みたいけど何が良いのかわからないという人は、ランクインしたものから1冊手に取ってみても良いかもしれませんね。

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